コレクションの大部分は Schaffgotsch 家のすばらしいコレクションから成っています。それらが Cieplice の彼らの敷地内の所蔵庫にあったのは18世紀かあるいはもっと前にさかのぼります。 Hans Anton Schaffgotsch 伯爵によって創設された所蔵庫には書籍や書類だけでなく全ての種類の記念品や珍しいものが収蔵されていました。それは、客人を喜ばせ、主人の広い関心を証明することを企図した好奇心のコレクションとでも呼ぶべきものでした。伯爵の死後、蔵書やコレクションの手入れはされなくなりました。ナポレオン戦争が終わってようやく元通りにされました。おそらくそのときから、鉱物のコレクションが、貝、昆虫、きのこの石膏模型と同じコレクションに加わったと思われます。1834年以来コレクションは Cieplice で訪問者には公開されていました。1876年に Ludwig Schaffgotsch (1843-1891) 伯爵は Dr E. Luks から買い求めた鳥類学のコレクションと、彼の鳥のコレクションをひとつのコレクションにまとめました。1880年彼は、Georg Martini(1860-1931) を管理者、立案者として雇いました。彼の一貫した、几帳面な仕事と、裕福なパトロンが、このコレクションをヨーロッパで最も大きな鳥類の個人コレクションに仕上げたのです。Silesia(シレジア)地方の鳥類に集中していた収集は後に珍しい鳥類にも及びました。1920年以来、このコレクションは the Long House の8つの部屋を占めていました。Georg Martiniの50年間とその息子Kurt (1891-1969)の30年間の仕事によって、1950年まで、このコレクションは保護管理されてきました。結果として、約3000種の鳥類(全種合わせると約8500)と、7000個の卵を含む約1000個の巣からなるコレクションとなっていました。多くの種について、卵から成鳥になるまでのさまざまな成長過程が示されていました。Silesia(シレジア)で、生育が知られている鳥330種のうち291種が、1013羽に及ぶCieplice(チェプリッツエ)コレクションとして展観されていました。同様に、「堂々たる」と言えるのが、珍しい外国の鳥たちです。たとえば、よく知られているハチドリの種類約320種のうち、マルティニは、302種を集めました。オオハシやサイチョウ(75/85翅)だけでなく、オウムの数は(200/300種)、わずかに少ないだけでした。この Ludwig Schaffgotsch 伯爵の鳥類学コレクションは、当時 Cieplice では、湯治客や旅行者に限らず疑いもなく大変な人気でした。戦後、この見事なコレクションは蔵書と鳥類が Warsaw と Wroclaw に、鉱物は Walbrzych にと、分散してしまいました。残ったコレクションは1960年代前半まで the Long House に展示されていました。大幅に縮小したとはいえ、そのコレクションは依然、訪問者に感銘を与えていました。1967年にこのコレクションは the Long House から the Norwegian Pavilion に移され、そこで鳥類の常設展示がオープンすることになりました。1970年代に蝶の展示が加わりました。1980年代は Dr Alfred Borkowskiの講義が有名でした。彼はまた、鉱山の蝶に関する研究の指揮をとりました。